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全国老人保健施設大会 埼玉大会

平成30年10月17日~19日

大宮ソニックを主会場として、全老健大会が開催されました。

今回はスタッフとして参加しましたので、残念ながらシンポジウムや各施設の口演発表などを聴くことができませんでした。

しかし、前日準備を含めて4日間、このような大会の裏舞台を経験できて、これまで気軽に参加していた各種大会や研修会も、開催するにはかなりの労力がかかっているのだと実感。

大会のスタッフの方には感謝しながら参加しようと思いました。




 

各種シンポジウム

シンポジウムに参加はできなかったのですが、そのテーマをあげてみると現在の老健施設の課題が浮き上がってきますね。

平成30年度介護報酬改定とこれからの老健

老健が中心となる地域づくり

老健における介護人材について考える

AI・ロボットは介護をどう変えるか?

防災・減災への取り組み

今年の4月に行なわれた介護報酬改定。介護サービス事業者は、この改定に事業運営がかなり左右されます。今回の改定は、老健施設の方向性を示したもので、それに沿った運営を求められています。
通所リハビリについては3時間以上のサービスが基本単位が減らされて、運営上厳しいものとなりましたが。

地域づくりということで、「地域包括ケアシステム」の中で、老健がどのような役割を果していくのか?
地域包括ケアシステムってガチガチに固いネーミングはイマイチで分かりづらいと思いますが、7月の社会福祉士全国大会山口において、日本福祉大の原田正樹氏が言われた
「一人暮らしで、認知症の、要介護2の人が、地域で安心して暮らせるまち」
という説明がしっくりくると思います。
そのような方をデイケアやショートステイ、時々入所といったサービスで支えていく。訪問リハや訪問看護、居宅支援事業所を持っていると、もっと積極的に介入できますよね。

介護人材、AI、ロボットは、ここ1年でほんとに厳しくなってきた介護人材確保と現場負担の軽減をどうするか?といった大きな課題への取り組みですね。
最近のセミナーとかでは外国人を介護職員で呼び入れる話しが多々ありますが、日本人で介護職員希望の人もどのように増やしていくかということもやらないと、とてもじゃない現場は持ちませんね。
まだまだアナログ的なところも多く、AIやロボットももっともっと必要となるでしょうし、処遇改善や人材育成についても進めていかないと2025年問題などに対応は出来ないでしょう。

防災・減災については参加させていただきました。
寸劇を披露したのですが、安否確認システムで他の会員施設から救援物資や人員の応援があり助かるといったストーリーなのですが、実際、しっかりと活用出来るために今後もさいろうけん(埼玉老人保健施設協会)内での仕組み作りをしていかなければなりません。
陸前高田の木川田先生のお話は、8月に岩手を訪問した際にお聴きした内容で、改めて津波の恐ろしさを思い起こしました。
熊本の小笠原先生、山田先生のお話は、熊本地震での原体験から行政との関わりの問題点や災害周辺施設での支援の課題などもお聴きできてよかったです。

大会を終えて

約5000名近くのかたが参加された埼玉大会。

会場やフロアがかなり混み合ったりと、参加された方にはご不便をかけながらも、なんとか終えることができました。

終了後、打ち上げにて多くのスタッフが労をねぎらい合い、苦労話で盛り上がりました。
実際、普段はそれぞれ別の老健施設で働いているので、初対面の方々も多く、大会運営も大変でしたが、以前から顔見知りだったり、すぐに打ち解けたりして一体感をもって担当の仕事をこなしていきました。
合間には、普段の職場の状況の情報交換などして、やはり悩みは同じだね~なんて、話しも盛り上がりました。

大会最終日の夕方、姫路で新幹線の人身事故があり、家に帰るのに苦労された方もいらっしゃったみたいです。
いろいろとありましたが、大会終了し次回の大分大会に引き継げたと思います。

立ちっぱなしで足がぱんぱんになりましたが、貴重な経験をさせていただきました。