Pocket

介護施設で利用者様が楽しみにされていることとして食事があります。

3度のごはんとおやつ。

利用者様だけでなく、僕たちもごはんは楽しみですよね。
昼前にはお腹がすいてきて、早くごはんが食べたい!
と待ち遠しくなります。

介護施設での食事提供について今回はお話して行きたいと思います。

 

乾燥肌にはこれ!

 

介護施設の食事を作る人

現在、介護施設では委託業者さんに頼んでいるところが多いんじゃないでしょうか。

委託業者さんの職員が、その施設の厨房で食事を作ります。
食材は、その業者さんから送られてきたものを使います。

僕の働いている施設では、自前で雇った職員が作っています。

野菜やその他の食材などは地域の業者さんから納品されます。
学校給食でもそうですよね。
委託業者か自前の職員で作るか。

経営側としては、委託業者に頼んだ方が楽ですね。
調理員の確保やその法定福利費。
負担がなく、委託費用を払えば業者側がやってくれます。

とくに、調理員の確保は大変。
施設数が増えて、調理員の奪い合いとなっています。
採用コストも年々増えております。

また人が増えればその分人件費が増えていきます。
法定福利費も年々料率があがっており、会社の負担となっています。

そういったところを、委託費を払うだけでやってもらえますので、費用がいくらというのがわかりやすいですね。

もちろんデメリットもあります。

利用者様にあわせて、食事の形態や禁止食材など細かい注文について、業者さん側がどれだけ対応してくれるか。

営業の人は大丈夫ですよ、といい返事もらえますが、実際働いている人たちは、また違ったりします。細かい要望やニーズについて、臨機応変に対応してもらうのはできないのが普通です。

自前ですと、そのハードルが下がります。
全くないわけではありませんが、相談の上すぐに対応することが出来ます。

また、自前であってもチルド方式というんでしょうか、温めたらできる食材を業者さんから配送してもらう形もあります。

調理師がいなくても、パートの方でも対応できるというのが売りです。
特に、小規模のデイサービス、大手チェーンのデイやショートなどの施設では、本部や業者さんから配送されてきた物を温めて盛り付け提供する。そういったところも多くあります。

しかし、味という点では落ちます。
やはり、食材から調理するところと比べて、味はあまり美味しいとは言えない場合が多いと感じます。

というのも、僕の働いている施設では一部それをりようしているんですが、その食材の時はわかります。委託業者さんのなかでも、お昼ご飯についてはその食材は使わず調理をしていますというお話をされたところもありました。デイの人たちが食事をして、あんまり美味しくなかったと他の人に言ったりして、悪い宣伝になることを避けるためです。

食事介助について

食事介助は介護のなかでもテクニックを要します。

しっかりと利用者様を見ていないと窒息といった事故にもつながりますし、美味しく食べていただくにはコミュニケーション力が大きく影響を与えますね。

極力、ご自分で食べていただくのが基本です。どんなにベテランの職員でも、食べるかな~と思ってスプーンを口に持って行っても、まだそのタイミングでなかったりもします。ご自分で手を動かすタイミングとはどうしても相違がでてしまうんですね。

介助を要する利用者様が増えており、一人の職員が複数の利用者様の食事介助をすることが多くあります。
そんな中でも、上手な職員さんはおしゃべりをしながら楽しい雰囲気を出して食べていただいています。

不慣れな新人の職員さんは、食べさせよう食べさせようという気持ちでどんどんと口の中に入れようとします。その利用者様をしっかりと観察すれば、食べるペースがわかります。それに合わせて、待っている間は周りの利用者様とも楽しくお話しながら、またタイミングが来たらスプーンを口に持って行く。そういったことも指導が必要ですね。

認知症が重度で意思表示をされない利用者様もいらっしゃいます。
もう、こちらが言っていることが理解できずに会話ができない。
となるとかなりの重度です。
そういった利用者様でも、食べるスピードが違ったりするんですね。
カレーライスだと、どの利用者様も食べるスピードが早い印象があります。認知症重度の方でも、カレーライスだと食べるペースが上がったりするんですよね。あ、味わかっている。

美味しい食事を提供すると、食事介助する側の負担も減るんですね。

 

 

いろんな食事形態

その利用者様の嚥下能力によって、食事形態が変ってきます。
ご飯だけでも、おかゆ、ミキサー食といった感じで、施設によっては、おかゆも数種類区別しているところがあります。

おかずはもっと区別があります。刻みや極刻み、ミキサー食、ソフト食といった感じですね。
誤嚥防止の観点から、最近は極刻みは提供しない施設が増えておりますが。

そういった情報が食札に書いてあります。
大規模施設ですと、軽く100人を超える人の食事提供をすることになるので、調理員さんたちも負担が増えます。
場合によって間違うこともありますので、介護職員の気づきも大事になります。「これ違う」と気づくかどうか。
もちろん、間違わないように仕組み化することも大事ですが。

病気によって、糖尿病食や腎臓病食といった特殊な食事提供は特に間違わないようにすることが必要です。
減塩食もあり、1日何グラムの食塩と決められていたり。

将来、アレルギーをもつ子供さん達が老人になったとき、もっと気を使うことになることが予想されます。学校給食はそういった意味で大変ですよね。

まとめ

委託事業者か自前か。

食事介助の技術。

いろんな食事形態。

一般の社員食堂と違って、いろんな事に気を使うことになります。

排泄介助が大変だと世間に思われていますが、実は食事介助も大変なんです。
大変ですが、食事形態の配慮からコミュニケーションを取りながらの食事介助。いろんな手間があって、楽しい食事時間を提供できていること。それも一般の人に知って欲しいですね。

夜中に「お腹すいた!」と大声出される利用者様もいらっしゃることでしょう。
大変だけどじっくりとお話もできる、それが食事の場面です。

 

「テラの輝き」乾燥する冬 乾燥肌の女性の味方です!