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昨日は、朝の強い雨から午後は晴れ間が出て気温も上がってきました。

やはり、この時期の雨は冷たくて嫌ですね。

朝晩冷えてくると鍋料理が美味しいです。特に、夜仕事から帰ってきてからは鍋で体も心も温まります。

しかし、朝は忙しいのでパンで済ましたりします。急いでいるときには「げほっ」っとむせこむ事もあったり。何だか年齢を重ねるごとにむせこむ事が増えてきたと実感します。

 




高齢者の誤嚥

 

介護施設で食事の時に、必ず一人くらいはむせこんでいる人がいらっしゃいます。咳き込んで苦しそう!介護職員さんが背中をとんとんしたりさすったり。

その人を見ると、真っ赤な顔をされて涙目になっていて。

誤嚥は食事を飲み込んだときに、食道でなく気道の方に入って行くのを防ぐため、体が頑張っているんですよね。
それが気道に入ってしまうと、その食事(食塊)には細菌がいて、肺炎を起こす原因となります。

寝ている時に唾液が気道に入る「不顕性肺炎」もあったりして、誤嚥性肺炎を起こしてしまう高齢者の方がたくさんいらっしゃいます。

人ごとではありません。僕もだんだん、むせこむ事が増えたので将来はと不安になります。

誤嚥の原因

 

僕がむせこむ事が増えたのは加齢が原因でしょう。だんだんと年を取るごとに嚥下機能が低下しているんです。70代、80代になると、もっと低下してむせこみもひどくなるでしょう。

それに加えて、高齢者の場合は病気も合わさってきます。脳梗塞や脳出血で片麻痺になると、嚥下に大きな影響があります。パーキンソン病もそうです。喉の動きに問題が起きてくるんです。

あと、しっかりと咀嚼しないということも原因です。つまり、しっかり噛んでモグモグする。食塊を形成して、それを食道に送り込む。

しかし、僕もそうですが早食いはダメですね。食塊をしっかり形成できていないうちに喉に送り込むと、パサつきがあって気道に入りやすくなります。30回しっかり噛むこと。やってないですね~。

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誤嚥の対策

 

口腔体操などで食事前に口の中や喉に準備体操をします。
僕のいる施設でもテープを流しています。でもやっている人とやっていない人がいます。
やっていないせっかちな人が誤嚥しやすかったりするんですが・・・

介護度が高い方については、食事の姿勢が大事になります。
若干うつむき加減で食事を摂っていただきます。食事介助をする人がたったまま介助をすると、あごが上がって気道が開いてしまいます。緊急時の気道確保の状況です。介助する側の問題と言えます。

自立度が高めの人、中高年の人はやはり30回噛むことを意識すべきです。口腔体操をしっかりといっても、やらないですよね。しっかり噛むことを心がけること。介護の現場では、その都度「しっかりとモグモグ噛んで食べましょう」と促すことです。

でも、どうしても誤嚥して、なかには窒息してしまう場面もあります。
早急な対応が命を救います。
タイミングなのでしょうか。どんな食材でも窒息するリスクが少なからずあります。食事の形態は検討していますが、嚥下状態にあわせて、日々確認が必要です。

また、窒息の場面では早急に発見できるように広い視野を持って介助にあたることが必要です。吸引器も準備しておきましょう。

まとめ

 

誤嚥対策で基本はしっかりと噛むこと。

そして、介助の時は利用者様の姿勢に注意。たったまま食事介助は絶対しないことの徹底が必要です。

行政の指導で、パンや饅頭、バナナはどうやって提供していますか?と確認されることがあります。

細かく刻むように。

なんて的外れの指導をされたりもします。そうではなくて、しっかりと噛んで食事するように声かけをする。嚥下機能が低下している人には刻んだり別のものを提供したりすると行ったことが必要です。

先々、おもちと一緒で、パンも提供禁止になることもあり得ます。確かにパンはパサパサしており、むせやすいのは確かです。でもそういった少しでもリスクがある食材を除いていくと食べるものがなくなってきます。

介助する側は食事時には広い視野をもち、異状がないか神経を張っていないといけません。窒息の場合は早急な対応が命を救うことになりますから。

食事はいつまでも楽しく食べていきたいですよね。