摂食と嚥下の違い

摂食
食べ物を認識して取り込む
飲み込める状態につぶして塊にまとめる(食塊形成)

嚥下
水や食塊を飲み下すこと

まず、目で見て食べ物を認識するんですね。

高級な料理は見た目もこだわっていますけど、

その見た目で食欲と高級感を感じるんです。

ミキサー食だと美味しいとしても食欲はそそらないですよね。

それでソフト食が開発されました。

 

認知症がかなり進行すると食事という認識ができなくなっちゃうんですね。

それで、口を開かなかったしして、介助する人が悪戦苦闘するんです。

そしてモグモグして食事を口の中で一塊にします。

よく噛んで食べなさい!

というのは、しっかりと食塊形成するためでもあります。

これができていないと、結構ムセこんだりしますよ。

モグモグしないとのどに詰まって窒息の危険があります。

嚥下とはゴックンです。

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誤嚥性肺炎

食道に入るべき食塊が間違って気道に入ってしまい、

さらに声帯を超えて気管や肺に入ってしまうことです。

ムセこみは、食塊が声帯を超えないように、

体を守る反応です。

ムセこみがしっかりできないと、気道に行ってしまいます。

それが誤嚥性肺炎の原因となってしまうんです。

1日に何回嚥下するかご存じですか?

約800回

それは

食事中 200回

覚醒中 550回

睡眠中 50回

この睡眠中50回というのがくせ者なのです!

さっき言った誤嚥性肺炎。

日本人の死因の第3位が肺炎なんです。

ちなみに

1位 悪性新生物 つまりガン

2位 心疾患 心筋梗塞など

で、

誤嚥性肺炎で入院!

となったら、家族は

食事介助で不手際を起こした!

と思う人が結構います。

でも、

ほとんどが先ほど言った夜間の嚥下。

これがほとんどの原因です。

引用 http://www.gokkuncho.sakura.ne.jp/swallow/20051112/goen09.html

不顕性誤嚥

というんですが、

高齢者になると、嚥下反射や嚥下力が低下します。

そして微量に誤嚥を起こす。

口の中の水分、唾液にばい菌が混じって肺に入ります。

そのために口腔ケアが大事になってきます。

でも、

私たちでも夜間しっかりと歯磨きしても、

朝は口の中が不快な感じがしますよね。

それって唾液の分泌が少なく、

口の中で細菌が増殖しているためなんです。

しっかり口腔ケアやってもなかなか防ぎ得ない。

ましてや、口腔ケアやってないとどうなるか!

そう聞くと、なかなか誤嚥性肺炎って防ぎ得ないんですね。

高齢者をかかえる家族の人にも知ってもらわないといけませんね。