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安全推進セミナーの続きです。

次は全老健協会副会長をされている本間氏の講義です。

 

誤嚥と摂食嚥下障害のメカニズム

医療法人 生愛会  本間達也氏

本間氏の話をそのまま綴るのではなく、

私が思ったことと合わせて記していきます。

 

冒頭に、平均寿命と健康寿命の差をお話されました。

男性は9.13年

女性は12.68年

つまり、10年は不健康な状態なんです。

私たち老健施設はその不健康な期間に関わる施設なんです。

10年って結構長いですね。

老健では病院で手術など治療したあとに、

家に戻ることを目指して入る施設です。

家に帰ったらデイケアに通い、

また機能が落ちてきたら入所する。

そうする中で、人生の終末期を迎えます。

 

「口福」 食べることで笑顔になることに価値

本間氏は

「口福」

食べることに価値があるのではなく、

「食べることで笑顔になる」

ことに価値があります。

と言われました。

 

確かに、職員側であれば、食事摂取量のチェックを日々行い、

8割以上食べているか?

ということを重視します。

しかし、自分に置き換えたらどうでしょうか。

おいしいグルメに心引かれ、流行っているラーメン屋に行ったりする。

それを食べることで笑顔になる。

人に話したくなる。

栄養がどれくらい摂れたかということも重要ですが、

それよりも美味しく食べる。

それが大事。

 

しかし、介護・看護の世界観であれば、

それよりも、摂取量、水分量がどうであるかが大切です。

食事中、笑顔あった?

なんて申し送りされないですよね。

 

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入所後笑顔を取り戻した事例

 

事例で、病院から入所された要介護度5の女性を取り上げました。

入院中は食事もトイレもベッド上。

24時間ベッド上。

起き上がれず、座れず、体の向きも変えられない。

それが様々な取り組みを行った結果、

 

4ヶ月後・・・

椅子に座っての食事

車いすを自操

個浴で入浴

一部介助で移乗

ご飯も美味しく食べられて、よく話し笑顔もでました。

体重も

34.9キロ→38.8キロ

みごとに在宅復帰されました。

 

老健は、在宅復帰を目指す施設ですが、

在宅をあきらめている人も多くいます。

在宅復帰をしないと、介護報酬が増えない・・・

そのために、微妙な在宅復帰もあったりします。

大概、家族の意見で在宅に帰れないということが決まります。

しかし、本人はやっぱり家がいいんですね。

在宅復帰を成功させた人を見ますと、

年をとっても成長、進歩することを感じたりします。

 

「在宅支援推進マニュアル」

というものも、全老健では販売しています。

法人全体で在宅復帰に取り組む。

そして、職員も在宅復帰の意義を理解することで、

意識を改革する。

利用者や家族の想いを把握しつつも、老健施設として在宅復帰に取り組むことを

ご理解いただきチャレンジする。

などなど、私も読んではいないのですが、

心構えやノウハウが載っているマニュアルなんだそうです。

 

 

冒頭の話にもどりますが、

口福

この言葉を定期的に思い出し、

食べることで生活を豊かにする。

楽しんでいただく。

そういったことを忘れないようにしていきたいですね。

本間氏の話はまだまだ続きます。




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