介護・医療施設が新聞記事になるなかで

 

最近、特養に関することが新聞記事などで見かけることが多いですね。

要介護度1,2のかたを門前払い

満床になるまで半年以上かかっている

特養に何万人もの待機者がいるということで、

新規開設計画をたてているのですが、

実際は要介護度3以上の方と限定されているために、

意外と入りやすかったりします。

また、介護人材不足で、

ニーズはあるけど人員基準上の問題で、

ベッドを埋めることができない。

募集をかけてもなかなか反応すらない。

そういった悩みを抱えている特養がテレビで取材されていました。

参照(NHK クローズアップ現代 「老人ホームが空いている」を見て  現実空いております!

 

実務者研修

また、地域包括ケアに取り組む。

ということで、在宅で医療や介護を受けながら生活する。

そういったシステムを国が推奨しています。

先日は、「ガイアの夜明け」で在宅診療に力をいれている医療機関が

取り上げられていました。

ITの技術を取り入れて、在宅を病院に近い環境にする。

もう、長期入院できない仕組みになってきている中で、

短期の入院を繰り返さない。

その攻めの取り組みが紹介されていました。

 

老健が取り上げられていないけど

 

老健って取り上げられていないけど…

そんな中で、老健施設についてはなかなか取り上げられていません。

本来であれば、地域包括ケアにおいて、

在宅復帰を推進する老健施設がクローズアップされてもおかしくない。

リハビリ機能もあり、

世の中的にもリハビリって話題のキーワードですよね。

でも、老健って聞かないです。

ということで、

なんとか老健についても知ってもらいたい!

このブログを書いている大きな理由でもあります。

 

老健は便利ですよ

老健施設は便利な施設なんです。

これからますます病院は入院期間を短くしてくるでしょう。

例えば、骨折して手術しました。

まもなくリハビリ病院に転院。

そこでは3ヶ月しかいられないので、1~2ヶ月したら今後の話が出ます。

「家に帰りましょう」

しかし、リハビリしても一人では歩けない。

リハビリの先生がしっかりと支えて、平行棒のなかでやっと歩ける。

家に帰っても日中は一人になってしまう。

そんなに迷っている時間はない。

そういったときに老健の出番となります。

老健に入所して、在宅で生活できるかどうか。

家に外出して様子をみたり、

時に外泊も試す。

リハビリの療法士も同行してくれたりします。

ケアマネと話し合ったりして、

在宅でのサービスのシュミレーションをしたりして、

実際家で生活できるのか?

そういったことも調整できます。

参照(在宅復帰について思うこと

 

もちろん、現実的に在宅復帰が無理という場合でも、

老健施設にいながら今後どういう施設ですごすか。

考える時間を得ることになります。

また、要介護度1,2の方は特養にいることができません。

そういった方でも家で生活できない。

そんな時の受け皿にもなります。

要介護度2の人のイメージですが、

ベッド周りであれば伝って歩ける場合が多い。

ですが、施設内の広いスペースは車いすが必要。

トイレも自分で行けたりしますが、ズボンの上げ下げなど、

ちょっとした介助は必要。

そうなると、日中、家に一人でいることは不安があります。

在宅サービスもそんなには入れられません。

平日月~金曜日までデイサービスを入れると、

おそらく限度額を超えて10割負担分も出てくるでしょう。

そういった方が老健に入所されています。

 

中には、ショートステイ施設に入られて、

「ロングショート」

といった不安定なサービス利用をされている方がいます。

不安定と言ったのは、

本来ショートステイは何ヶ月も連続で使うものではありません。

漫然と使っていると、

担当ケアマネもマネジメント能力が問われます。

実地指導等でやむを得ない理由を伝え、

先々の方向性をしっかりと説明できないとご指導受けることになります。

そういったロングショートからの老健入所も結構あります。

 

認知症の方の要介護度が低く出る。

といった問題指摘は介護保険制度創設時から言われています。

歩けて身の回りの動作ができるので、結構要介護度1~2の方が

多くいらっしゃいます。

しかし、思わぬ行動を取ることも多く、

とても家で一人にしておくことができません。

そういった方でも老健で職員の見守りがあれば、

安心して過ごせます。

 

老健施設の在宅復帰の定義

 

在宅復帰といいますが、

その在宅復帰したという定義は一般の人からしたら、

ちょっとイメージが違うと思います。

要介護度1~3の方

1ヶ月家で過ごせば在宅復帰となります。

要介護度4,5の方

半月家で過ごせば在宅復帰になります。

あと、グループホームや有料ホーム等に行かれた方。

それも在宅復帰と定義されます。

 

家で半月、または1ヶ月とありますが、

老健と家を行き来する。

そういったイメージです。

現実問題、家で長期にわたって介護するのは、

核家族化もあり、また子と同居も皆仕事を抱えている。

そういった環境なので難しかったりします。

ゴールがあれば自宅でみられる。

そういった趣旨の制度かと思います。

在宅復帰→とても無理です!

となりますが、じゃあ半月サービスを活用して、

家でみてはいかがですか。

それならやってみようか。

と誘導できます。

 

ご本人は家で過ごしたいはずです。

そのチャンスを得ることができるのです。

老健のなかには、「リハビリ合宿」

と称して、ショートステイでリハビリをがっちりやる施設もあります。

介護職員においては、中~大規模の施設ということで、

ある程度のスキルが要求されます。

よって、介護の質も他サービスよりも水準が高いと思います。

このように、老健施設は誇れる施設です。

ぜひいろいろと取り上げていただいて、

多くの方にご利用いただければなあと思います。

ケアマネジャー

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