入浴は楽しみ!

入浴は利用者様にとって楽しみにしていることの一つです。
まあ、中には大暴れされて拒否をする方もいらっしゃいますが・・・

利用者様には楽しみでも、介護職員にとっては重労働のケアの一つです。

入浴時の事故は命に関わることもあり、しっかりと注意を払う必要があります。

一番気をつかなければならないのが、浴槽で溺れてしまうことです。
横になって入る機械浴槽は、小柄な方だとすーっと体が沈んでしまうことがあります。
体を固定するベルトはあるのですが、それが甘くなるとお湯の中に顔が入ってしまうことがあり危険です。
また、一般浴槽で広い湯船も注意が必要。体重が軽いと足がふわっと浮いてしまい、溺れることがあるのです。
それを防ぐために「個浴」といって、一人入るのがやっとの狭い浴槽があります、それであれば足が浮きません。

入浴ケアは職員配置から始まる

入浴ケアは、まず人員をしっかりと配置することから始まります。
中で体の洗いをする人、外で着替えの介助をする人に分かれます。
都道府県の実地指導でも、入浴については人員配置をしっかりと確認されます。
人員不足で入浴ケアをした結果、溺れたり、浴室内で転倒して頭をうったり、機械浴のストレッチャーから転落したり。
これまで命に関わったニュースを時折聞きました。

浴室の中介助は自分も結構ぬれたりしますし、浴槽内の利用者様のチェックに気をつかいます。中には長湯好きでなかなか上がられようとしない方もいます。慣れた職員は会話をしながら上がるように誘導していきます。それがうまくいかず、のぼせてしまう方もいます。
複数名の方に、次の昼食までに全員入ってもらわなければならないなど、時間配分も計算しながら介助していきます。

浴室の外介助は、中介助の人と呼吸を合わせる必要があります。衣類の着脱はある程度の介護技術を必要とし、拘縮の状態で脱ぎ着しづらい方もいます。あまり早く衣類を脱いでも裸のまま待つ時間が長くなり体が冷えてしまいます。
浴室までの誘導も計算してやらないと、間があいてしまい、無駄に時間を経過することになります。スムーズな誘導は利用者様にも待つストレスをへらすことができます。

入浴の後のケア

入浴後にはドライヤーで頭を乾かします。
お風呂後すぐに髪を乾かした方が、キューティクルが壊れなくて良い、などと何かのテレビでやっていたのを思い出しました。
利用者様については冷えを防止するために早めに頭を乾かしています。
また、足の指間にもドライヤーをかけます。これは水虫(白癬)防止のためです。
施設内では上履きでの生活で、夜の就寝時にしか靴下を外さない方も多いです。
しっかりと足を乾かしてから靴下をはく。湿気があると水虫の温床になります。

最後にお茶を飲みます。水分補給です。
知らず知らずのうちに、入浴時は汗をかなりかくことになります。脱水を防ぐためにも水分補給が大事です。

入浴の楽しみ方

そのように介助するのはかなり大変です。

しかし楽しんで入浴していただければ、その分負担も減ります。
大事なのは介助しながらも会話を楽しむ姿勢です。
無言でする作業でなく、会話をしながら楽しんでいただき、
指示する感じでなく、お風呂を上がっていただけるように勧める。
そうなれば、介護職員として一流でしょう!

通所リハビリのお風呂

通所リハビリに通う目的として、リハビリと入浴が主な動機です。
ケアマネとしては、リハビリありご飯やおやつも出た上で入浴もしてくれる。
効率的にサービスを利用できます。それが通所リハの売りでもあります。

しかし本来はそれは望ましくありません。
在宅生活に活かすリハビリが求められます。よって、入浴もいずれは家で入浴する。そのためにどのような訓練をすればよいか。在宅にリハビリスタッフが行き、入浴方法を本人と家族に指導する。それが理想ですが、ヘルパーを使って家で入浴の介助をしてもらう。
そういった視点も大事ですね。

温泉にも入りたい

元気な頃は、いろんな温泉に入りに行ったでしょう。
有名な温泉地。思い出に残る温泉もあったでしょう。

最近は保険外でマンツーマンみたいなかたちで旅行に添乗するサービスがあります。
事前にしっかりと打ち合わせをし、バリアフリーの宿に泊まる。
そして温泉で若返る。思い出になるでしょう。

介護職員さんでも、親も介護している方が増えてきています。
そういった旅もひとつの親孝行でしょう。
(親にお金があれば、旅行代だしてもらって介助する。といったこともありでしょう

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