ショートステイ

ショートステイとは、字のごとく短く滞在するということです。

特養や老健のように数ヶ月から期限なく長期にわたって施設入所をするということではなく、期限を区切っての入所となります。

ショートステイは特養や老健、また有料系のショートステイ専門施設などで実施しております。場合によっては有料老人ホームで部屋が埋まらず、ショート利用しているところもあったり、療養型で実施しているところもあります。

厳密にいうと、特養や有料などは短期入所生活介護といい、老健や療養型などの医療系は短期入所療養介護といいます。

ショートステイの目的

ショートステイの目的で一番多いのが、家族の介護休養です。レスパイトといいます。在宅で生活していると、訪問介護やデイサービスなど介護サービスを利用したとしても、どうしても家族が介護する場面があります。それを365日休みなしでやると、相当しんどいことになります。毎月1週間から10日などと定期的に利用し、リフレッシュされるかたも多くいらっしゃいます。

また、家族の所用で利用されることもあります。冠婚葬祭で遠方まで泊まりがけで行かなければならない。旅行に行くなどといった場合、介護が必要だと同行できません。必要時に利用することになります。

老健のショートステイの場合、リハビリ合宿と銘打って利用を促すところもあります。ただ施設に滞在するのではなく、リハビリを集中的に行い、落ちぎみだった体の状態をあげていくと言った利用もあります。

最近多いのが、病気で病院に入院し、退院許可が出たが家では生活できないといった方のショートステイです。とりあえずショートステイ施設に入り、その後のことを考える。よって、いつまでといった期限を決めずに施設に入るので、場合によって長期になったりします。「ロングショート」なる奇妙な名前のショートステイです。
原則、ショートステイは介護認定の期間の半分を超えることができないので、(認定期間が1年だったら6ヶ月ということ)期限ギリギリになって老健施設への申し込みがあったりします。

ショートステイの難しさ

ショートステイはケアする側として難しい面が多々あります。

リピーターでなじみのかたはいいのですが、初回や2回目の利用ですと介護する側が利用者様の状態を把握し切れていない。利用者様も慣れない環境で落ち着きがなく、結構転倒されたりと事故の危険性が増したりします。ショートで泊まった初日が一番危ない。
それで骨折などしたら、トラブルに発展する可能性も高くなります。

また、ショートステイを利用する目的が、利用者様本人より家族の都合ということが多い。よって不本意に施設に連れてこられたということで、介護職員に反発したり、やり場のない怒りをぶつけたり、「家に帰る!」とエレベーター前で陣取ったりし、介護職員もあれこれとなだめるのですが効果なく途方に暮れる。

日によって、ショートの入退所が複数あるとお迎え時の聞き取りや、退所時の荷物片付けなどの準備に追われることになります。

ショートは大変!

というのが率直な感想でしょう。

経営上のショートステイ

ショートステイはベッドの空床対策として重要です。
急な入院や退所などでベッドが空くことがあります。次の入所者を迎え入れるのには少し時間を要します。そんなときにショートステイ利用者がいると、「今空きがありますよ」と電話。希望が合えばショート利用といったことで空床を埋められます。
しかし、最近はショートステイをやっている施設が増えて競争過多。ショート用ベッドは慢性的に空きが目立つところも増えています。

老健のショートステイ

老健施設としてショートステイは在宅復帰を進める上で欠かせません。
在宅に戻るといっても、今の家族状況では在宅介護の力が弱い。ショートステイで負担の軽減をはからなければ在宅復帰もかなわなくなります。
老健入所から在宅復帰。在宅では老健のデイケアに通っていただき、ショートステイも併用する。そしてまた必要時に入所。そういったリピーターづくりが大事になってきます。

これからも、高齢者とその家族のピンチを救う!ショートステイが大事なサービスであり続けるでしょう。

デオシーク

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