記念講演

訪問看護師 秋山正子氏

訪問看護師となったきっかけとして、お姉さんが末期がんで41歳で亡くなられた出来事をあげておられた。
最後は家で4ヶ月療養。末期がん患者としてでなく、母であり娘であり姉であり、と家族としていろいろな役割を最後まで果たしていた。そういった生き方を最後までする人を支えたい。それが訪問看護師であればできる。

訪問看護師をしていたときに、母体の法人が解散。その時6人の看護師で60人の患者を支えていた。1人10人に分けて・・・などいろいろ考えた結果、会社を設立して、継続して患者を支えていくことにした

「NHKプロフェッショナル」より

104歳の男性。
1月2日、緊急の電話が入った。熱が38.8度でうなり声をあげている。
この男性は一人暮らしで娘さん達が交代で様子をみていた。
電話があれば必ず訪問するのではなく、その電話で判断し行かないこともある。
しかし、今回のケースは行くと判断をした。

訪問したときには、様々な角度から観察を行う。
熱、口腔内、尿路感染、などそれぞれ確認をする。
どういうことが絡み合っているか。
観察している中で、口腔内に食物残渣を認めた。
口腔のケアを実施。家族と一緒に食事をしたとのこと。
普段は食事形態も誤嚥に気をつけたものを提供していた方であった。

家族は身近にいてなんでも知っているように思えるが、
そうでないことも多いという。
デイサービスでにこにこした写真をもらうことが多く、デイでは楽しく過ごしていると
家族は思っていた。
しかし、デイに来ている時間のほとんどが傾眠状態。
写真は笑った一瞬を狙って撮ったものだそうです。
現実とのギャップ。家族にも理解していただく必要がある。

多くの人がなにか異変があれば救急車を呼びます。
しかし、訪問看護師はその前にできること。
それを様々な角度から判断し、対応していきます。
96歳のかたで、意識喪失。救急車を呼び病院に運ばれる。
2時間の救命措置を実施。その措置はだれも望んでいなかったそうです。
そういったことが繰り返されています。

在宅で看取ったケースなど、しばらくして再度遺族を訪問します。
グリーフケアと呼ばれ、遺族をケアする。
そうした際に、「あれっ」と感じるケースがあるという。
ゴミ出しの曜日を間違える。認知症の始まりかな。
家族に相談し、予防的に介入。
早めに相談するところを持つことは大事です。

地域包括ケアシステム

大事なことは予防し、その方の力を引き出すこと。
それを地域の専門家や周りの人々で連携して支えあう。
自助、互助、公助
とありますが、できるだけその方が自分でできる能力を引き出すことが大事です。

住民向けのシンポジウムを開催していたときに、
新宿区が取り上げてくれた。
それが、「暮らしの保健室」につながることになります。

 

お役立ち愛用グッズ(口腔衛生・口臭予防)もご覧ください。

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