通所リハビリテーションの改定

通所リハビリはリハビリが主な目的です。

 

今回はほとんどの老健施設が運営している通所リハビリの改定について振り返りたいと思います。
ちなみに、「デイ」とよく言いますが、デイサービスは通所介護、デイケアが通所リハビリです。つまり、リハビリが主な目的となります。
でも最近はリハビリ型デイサービスなどとうたう事業所もあったり、線引きが曖昧になっております。一般の方からすると、通いやすいところ、規模がご本人にとってちょうどよいところといった基準で選んでいることでしょう。
ケアマネさんがリハビリを重視したプランを立てた場合には通所リハビリをおすすめするでしょう。

さて、その通所リハビリですが、次のような改定が行われています。

① 基本報酬の見直しと個別リハビリテーション実施加算の包括化

長期間継続して実施される個別リハビリテーションの評価の一部の基本報酬への包括化も含め、基本報酬を以下の通り見直す。

個別リハビリテーション実施加算 80 単位/回 → 包括化した基本報酬の設定

今までは、長期で利用していても個別リハビリをすると加算がとれていました。

しかし、27年度改正からリハビリの集中化、通所リハからの卒業、社会復帰という流れを築きたいということで、基本報酬の中に入ることになり、加算が取れなくなりました。

下記の例をみると、実質減算!!となってしまいます。

実施加算として見直し

【例】通常規模型通所リハビリテーション費
(所要時間6 時間以上8 時間未満の場合)

要介護1  677 単位/日     726 単位/日 (+49単位)

要介護2  829 単位/日     875 単位/日 (+46単位)

要介護3  979 単位/日     1,022 単位/日 (+43単位)

要介護4  1,132 単位/日    1,173 単位/日 (+41単位)

要介護5  1,283 単位/日    1,321 単位/日 (+38単位)

個別リハ加算は80単位だったが・・・
減ってるじゃん!!

 

ちなみに、介護職員の処遇改善については

※ 処遇改善加算の新しい加算率

加算(Ⅰ):3.4%

加算(Ⅱ):1.9%

ちなみに処遇改善加算は1.7%から加算(Ⅰ)だと3.4%

仮に

1月の介護報酬が100万円

旧 17,000円

新 34,000円

単純に倍です。ちなみに今年(平成29年)にも加算率が引き上げられます。

※簡単にわかりやすくしています。

ヘルプマン!(15(介護職員待遇編)) [ くさか里樹 ]

 

② リハビリテーションマネジメントの強化

適宜適切でより効果の高いリハビリテーションを実現するために、リハビリテーション計画書(様式)の充実や計画の策定と活用等のプロセス管理の充実、介護支援専門員や他のサービス事業所を交えた「リハビリテーション会議」の実施と情報共有の仕組みの充実を評価する。また、訪問指導等加算は、リハビリテーションマネジメントのプロセスとして一体的に評価する。

リハビリテーションマネジメント加算→リハビリテーションマネジメント加算(Ⅰ)

230 単位/月       →     230 単位/月

(新設)      →リハビリテーションマネジメント加算(Ⅱ)

開始月から6 月以内  1,020 単位/月

                   開始月から6 月超  700 単位/月

訪問指導等加算 リハビリテーションマネジメント

550 単位/回(月1 回を限度)        加算(Ⅰ)及び(Ⅱ)に統合する

・・・つまりなくなる。

リハマネⅠはそれまでのリハマネとそれほど変わりはない。
しかし、リハマネⅡはかなり手間がかかるようになった。まあ、単位数がかなり増えているから、やることも増えるのが当然。
まず、リハ会議をしなくてはならない。構成員が医師、リハ療法士、ケアマネ、介護サービス事業者となっている。なんでも医師が入ると面倒で、関わりを持ってもらわなくてはならない。しかも半年間は月一会議。非効率であるが、やらないと加算がとれない。他の事業所も巻き込むので、結構調整が大事となります。
はっきり言って取りづらい。しかし、次回はこれの取得が加速されるのか??

その2に続きます。

ヘルプマン!(1(介護保険制度編)) [ くさか里樹 ]

 

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